ペット防災『その① 防災のキホン』については、こちら
災害時、ペットのお世話は飼い主にかかっていることを『その①防災のキホン』でお話ししました。
ここからは、避難生活を想像することで、ペットの命を守るのに必要なことを考えましょう。
キャリーやクレートが安心して過ごせる場所になることが重要です。
興奮したり、恐怖を感じた時に、安心した場所があることが愛犬の問題行動を減らすことになります。
また、避難所での生活はペット専用の場所でケージやクレートに入って過ごすことになります。そんな避難所生活でもハウストレーニングが出来ていて、愛犬にとって安心した場所になっていればストレスも軽減できます。
「狭い空間は可哀そう」と思われる方もいらっしゃると思います。私も子犬を迎えた時に家族からクレートでハウストレーニングすることを反対されました😥
しかし、数年たち、雷を怖がった時や本気で眠りたい時など、勝手にクレートに入っている姿を見て、反対していた家族もハウストレーニングの効果を感じた経験があります。
クレートを室内に置き、自然に入るようにします。おやつやお気に入りのおもちゃ、普段使っているタオルなどを使って誘導すると効果的です。
クレートに入ると良いことがあると学ばせましょう。
例えば、おやつや食事をクレート内で与える。褒めるてあげる。
最初は短時間から始め、徐々に閉じる時間を延ばします。ストレスを感じないように注意します。決して「閉じ込められた。。。」と恐怖心を与えないようにしてください。
※ハウストレーニング、クレートトレーニングについては別のお話でご案内します。
狂犬病予防接種は法律で義務付けられており、避難所での受け入れ条件となる場合があります。
★狂犬病予防接種の詳細についてはこちら
他のペットや人への感染リスクを減らせます。
★混合ワクチン接種についてはこちら
※ ワクチン接種証明書を持参し、避難所で提示できるようにしておきましょう。
※証明書は紙(証明書)とスマホでの管理をしておくと便利です。
ノミやダニ、フィラリアなどの寄生虫予防薬を定期的に使用し、健康を維持してください。 避難所では多くのペットが集まるため、寄生虫の拡散を防ぐための対策が重要です。
発情期の大きな鳴き声やマーキングなど、ストレスや行動問題を軽減できます。
平時のペットの健康状態や持病の情報をまとめたメモを持参することは大切です。
かかりつけ医以外の獣医師に診てもらう時、平時のデータが役に立ちます。
「Happy Pets Life」のような健康管理アプリに保存しておくことをおススメします。
ペットの種類や頭数、人間の家族構成によって必要な物や量は異なってきます。
以下に挙げる項目を参考に、各家庭に合った備蓄品を準備しましょう。
最低でも5~7日分は用意しましょう。
特に療法食を必要とする場合は一ヶ月分程度の予備が必要です。
人の食料備蓄と同様にローリングストック方式でそろえましょう。
・持病などで日頃服用している薬。
特に欠かすことのできない薬の名前は、アナログ(紙)とスマホの両方で管理しましょう。家族で情報を共有しておくことも忘れずに。
・狂犬病予防接種の注射済票、鑑札
・混合ワクチンの接種証明
・かかりつけ医の情報
・平時の健康管理データ
首輪やリードは必要です。日頃から慣らしておくことが大切。
首輪には、連絡先を記載した「迷子札」や「ネームタグ」をつけましょう。
猫にはすり抜けられないタイプのハーネスが良いかもしれません。
クレートやハウストレーニングの大切さは前述の通りです。
また、
にも記載しています。
クレートにはハードタイプ(プラスチック製)とソフトタイプの物があります。
最近では、災害時に携帯できるタイプもあります。
ペットのお世話に必要なアイテムを準備しましょう。
普段使っていたり、使い古した物のほうがペットは安心感を持ちます。
クレートやペット用品が壊れた時に補修したり、避難所でペットを預ける際に使用する場合があります。
環境省が出している、災害時のペットとの避難についての広報をご案内しておきます。