皆さんは、おうちのワンちゃんやネコちゃんに毎日どんなお水をあげていますか?
「大事な家族だから、ちょっと奮発して体に良さそうなミネラルウォーターにしようかな ✨」
「水道水ってなんとなくカルキが気になるから、市販の天然水の方が安心な気がする…!」
…実はこれ、人間向けの「体に良い」をそのまま当てはめちゃっているかも知れません。人間とペットとでは、体の仕組みが全然違うんです 😳
今回は、うちの子たちが毎日みずみずしく、元気に過ごすために、なぜ「おうちの水道水が一番おすすめで、最高の選択肢なのか」を優しくお話ししていきますね!
「えっ、高いお水より水道水がいいの!?」とびっくりする方も多いですよね。最初の理由は、お水に入っている成分のバランスにあります。ここが、ペットに多い「尿路結石(ストラバイトなど)」とも深く関係してくるんです。
お水の中にマグネシウムやカルシウムといった「ミネラル」がどれくらい入っているかを「硬度」と呼びます。人間用のミネラルウォーター(特に硬水と呼ばれるもの)には、このミネラルがたっぷり。
人間には体に良いミネラルですが、体の小さなペットにとっては、ミネラルを摂りすぎると体の中で結晶化しやすく、おしっこの通り道に砂や石が詰まる「尿路結石」の原因になっちゃう落とし穴があるんです。結石ができると、痛そうにしたりおしっこが出にくくなったりして、本当にかわいそうですよね。
その点、日本の水道水は、ペットの体に負担をかけにくい「軟水」!国の厳しいチェックをクリアして届くお水なので、結石の材料になるような余計な成分を摂らせすぎる心配がありません。毎日安心してあげられる、これ以上ない「デイリーウォーター」なんですよ 👏
「でも、水道水のカルキ(塩素)って体に悪くないの?」と不安になる飼い主さんもいますよね。実は、このほんのちょっとの塩素こそが、ペットの安全を守る強い味方なんです!
ワンちゃんやネコちゃんがお水を飲むときって、どうしても器の中にペロペロと自分の唾液が入っちゃいますよね。唾液には雑菌がいるので、塩素の入っていないピュアな天然水をそのまま放置していると、あっという間に器の中でバイキンが増えてしまいます 😱
水道水に含まれる微量な塩素は、ペットが口をつけた後も、お水が傷むのを防いで清潔にキープしてくれるという、市販の水にはない素晴らしい優しさを持っています。
日本の水道水はどこでも安全ですが、実は住んでいる都道府県の地質によって、お水のタイプにちょっとしたお国柄(地域差)があります。
北海道・東北地方:【超サラサラの軟水】
雪解け水が水源になることが多くて、ミネラルがほとんど溶け込んでいないとってもピュアなお水です ❄️
関東地方(東京・埼玉・千葉など):【ちょっぴりミネラル多め】
広い平野を長い時間をかけて流れてくる川のお水を使っているため、地層のミネラルを少し多めに吸収しています ⛰️
沖縄県:【日本で一番硬度が高め】
サンゴ礁が固まってできた地層を通ってお水が湧き出るため、カルシウムが多めに溶け出しています 🪸
「え、うちの地域は高めなの…?」と不安にならなくても大丈夫!高めと言っても海外のお水に比べたらずーっと低いレベルなので、日本全国どこでも「そのままの水道水」が一番優しくて無難な正解です 😉
お水を水道水に決めたら、あとは「飽きさせずに、しっかり水分補給してもらうこと」が何より大切です。お水をたくさん飲んでしっかりおしっこをすることは、尿路結石のリスクをぐっと下げて、体の巡りをサラサラに保つ一番の秘訣になります ✨
今日からできる、簡単な工夫を3つご紹介しますね。
カリカリのドライフードを食べた後は、喉がとっても渇きます。
ご飯が終わったタイミングでお水を新しくて新鮮なものに変えてあげると、喜んで飲んでくれやすいです 🐶
食べ終わった食器にうっすらお水を注いであげるのもおすすめ!フードの残り香でスープ感覚になって、ペロペロ最後まで飲み干してくれます。
ペットは「わざわざ遠くまでお水を飲みに行く」のを面倒くさがることがあります(笑)。寝床の近く、よく通る廊下、リビングの隅など、生活スペースに3箇所以上お水を置いて、「目の前にあるから、ついでに飲も〜っと」という機会を作ってあげましょう 🐾
特に冬場やシニアの子におすすめなのが、人肌くらいのぬるま湯(30℃〜38℃くらい)にしてあげること。お水を温めるとふんわり匂いが立ちやすくなるので、ペットの「飲みたい気持ち」を上手に刺激できます ♨️
「贅沢なミネラルウォーターよりも、蛇口から出るいつもの水道水が一番ベスト」というのは、人間の感覚からするとちょっと意外だったかもしれません。
でも、言葉を話せない愛犬・愛猫だからこそ、その子の体の仕組みに合わせた優しい選択をしてあげたいですよね 🥰
ぜひ、今日から自信を持って、安心・安全な「新鮮な水道水ライフ」を始めてみてください!