「夜中に突然、愛犬が吐き始めた」
「愛猫がぐったりしている」
「呼吸がおかしい。朝まで待っていいの?」
そんなとき、飼い主さんが最初に考えるのは、
「今から診てもらえる動物病院はどこ?」
ということではないでしょうか。
群馬県には、前橋市に夜間救急を専門とする動物病院があります。
一方で、現在の診療体制を見ると、「24時間365日いつでも」という体制ではありません。
そのため群馬県では、
「夜間救急病院がある」
という情報だけでなく、
「何曜日の何時から何時まで診てもらえるのか」
を知っておくことが非常に重要です。
夜間救急を利用するときに、最も大切なことの一つが、
「向かう前に電話をする」ことです。
夜間救急を行っている病院でも、重症患者の処置や緊急手術などによって、一時的に受け入れが難しい場合があります。
「今から行っても大丈夫ですか?」
「この症状でも診てもらえますか?」
と電話で確認してから向かいましょう。
群馬県前橋市元総社町107-2 群馬動物専門学校敷地内
群馬県内で夜間救急を考えるとき、まず知っておきたい施設です。
群馬県獣医師会員の有志によって設立され、県内の会員病院とのつながりを持つ夜間救急専門病院です。
現在の公式サイトでは、
月曜日:21:00~24:00
火曜日:21:00~24:00
水曜日:休診
木曜日:21:00~24:00
金曜日:休診
土曜日:21:00~24:00
日曜日:21:00~24:00
祝日:21:00~24:00
となっており、最終受付は23:30です。
つまり、
「夜中なら毎日診てもらえる」わけではありません。
水曜日と金曜日は休診です。
ここは、群馬県の飼い主さんが必ず知っておきたいポイントです。
群馬夜間救急動物病院は、夜間のみの救急病院です。
公式サイトでは、原則として入院はできないと案内しています。
夜間に救急処置を行い、診療後は、
「帰宅後、かかりつけの動物病院を診察時間内に受診し、主治医の指示に従う」
という流れを基本としています。
これは、夜間救急病院と日中のかかりつけ医の役割分担を理解するうえで、とても大切なポイントです。
夜間救急は、
「夜の間に命をつなぐ」
ための場所。
その後の継続治療は、
「普段の状態を知っているかかりつけ医」
へ戻す。
この流れを知っておきましょう。
例えば、
水曜日の深夜に急変したら?
群馬夜間救急動物病院は休診日です。
金曜日の深夜に急変したら?
こちらも休診日です。
だからこそ、群馬県では、
だけではなく、
まで考えておくことをおすすめします。
群馬県は前橋・高崎などの県央だけでなく、
東毛
西毛
北毛
まで非常に広い県です。
そのため、住んでいる地域によっては前橋までの移動時間が大きく異なります。
例えば、
群馬夜間救急動物病院が基本的な夜間救急の候補になります。
前橋方面だけでなく、栃木県・埼玉県方面の夜間救急が距離的に近いケースもあります。
前橋方面への移動時間が長くなる可能性があります。
だからこそ、
「県内だけを見る」のではなく、隣県も含めて考える
ことが重要です。
群馬県は、
栃木県
埼玉県
長野県
新潟県
などと接しています。
特に県東部では、栃木県南部の夜間救急施設が選択肢になる場合があります。
また、埼玉県北部には熊谷夜間救急動物病院などの夜間救急施設があります。
そのため、
「自宅から車で一番早く到着できる夜間救急はどこなのか」
という視点で考えることも大切です。
群馬県で暮らしている方には、ぜひ一度、
「夜中に急変したら、どこへ行けばいいですか?」
と、かかりつけの動物病院に聞いてみてほしいと思います。
さらに、
「水曜日や金曜日の夜に急変した場合は、どこを利用すればいいですか?」
と聞いておくと、より安心です。
かかりつけ医が地域の夜間救急との連携先を知っている場合もあります。
夜間や救急の動物病院を受診するとき、限られた時間のなかで、愛犬・愛猫の状態を正確に伝えることが大切です。
その際に役立つのが、**「普段はどんな状態で、今回は何が違うのか」**という情報です。
たとえば、普段は食欲旺盛な子が急にごはんを食べなくなった場合と、もともと食が細い子がいつもどおり食べていない場合では、状況の伝わり方も変わります。
日頃から、次のような情報を記録しておくと、受診時に役立ちます。
これまでにかかった病気や持病
手術歴や現在服用している薬
健康診断や血液検査の結果
普段の体重や食事内容
食欲や排泄の様子
薬の袋や検査結果を写真に撮っておいたり、普段と違う呼吸や歩き方、けいれんなどの様子を動画に記録したりすることも、診察時の参考になります。
ただし、記録することを優先して、受診や相談が遅れないようにしましょう。
夜間や休日に愛犬・愛猫の体調が急変したとき、いつもお世話をしている人がすぐに対応できるとは限りません。
そんなときに備えて、
普段の健康状態や病歴、
薬の情報などを記録し、
家族みんなで共有しておくと安心です。
家族の誰もが必要な情報を確認できれば、動物病院への相談や受診時にも役立ちます。
こうした記録・共有には、**「ハッピーペットライフ」**を活用する方法もあります。
写真や動画、日々の様子などを残しておくことで、普段の状態を振り返りやすくなります。
すべてを細かく記録する必要はありません。無理のない範囲で、いざというときに役立つ情報を残しておきましょう。
また、アプリのトピックスでは、夜間・救急の動物病院情報も確認できます。
旅行先や帰省先での急な体調不良、引っ越しなどに備えて、住んでいる地域以外の動物病院情報も確認できるようにしておくと安心です。
まずは全国版から地域を選び、さらに詳しい情報が必要な場合は、各地域版・都道府県版へ進んでご確認ください。
いざというときに必要な情報を探せるよう、あらかじめ目を通しておくことをおすすめします。
夜間診療や時間外対応は、診療時間の変更、休診、救急患者への対応、受け入れ状況などによって変わる場合があります。
実際に受診する際は、必ず各動物病院の最新の公式情報を確認し、事前に電話で受け入れ可能か確認してください。
この記事は獣医師による診断や治療に代わるものではありません。
愛犬・愛猫の状態が明らかに悪い場合は、インターネットの記事だけで判断せず、動物病院へ電話で相談してください。